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難治性潰瘍・褥瘡(床ずれ)

難治性潰瘍 / 褥瘡(床ずれ)

難治性潰瘍とは、治療を行ってもなかなか治らないきずで、血流障害や糖尿病、膠原病など様々な原因が背景にあります。

また、褥瘡は、体のある部位が長時間圧迫されることによりその部位の血流が悪くなり、皮膚や皮下組織の損傷が起こるものです。

寝たきりであったり、栄養状態が悪かったり、皮膚が弱くなっていたりすると発症しやすくなります。


難治性潰瘍や褥瘡は、複数の原因のもと発症していることがほとんどで、専門的な治療が必要であり、適切な治療を行わないと重症化したり、感染を起こしたりするため、早めの受診が重要となります。

また、予防も非常に重要で、リスクの高い患者様に対しては、日々の生活指導や日常の皮膚のケアなどの指導も行います。

治療としては、潰瘍や褥瘡の原因を検索しそれに対する治療を行うと同時に、局所に対しては洗浄や軟膏外用などによる保存的治療、デブリードマンなどの外科的治療を行なっていきます。

重症化してしまった場合には下肢の切断や大きな手術などが必要となることもあり、治療期間も長期となってしまいます。


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