瘢痕（きずあと）・瘢痕拘縮・ケロイド

瘢痕とは外傷や熱傷、手術などが原因でできるきずあとのことで、瘢痕の幅が広くなったり、盛り上がったり、引きつれたり（瘢痕拘縮）することがあります。

また、体質や部位によっては、きずあとが赤く盛り上がって拡大していくケロイドとなることがあります。目立たないものであれば問題ありませんが、目立つものや、拘縮しているもの、ケロイドは治療の対象となります。

治療としては、ステロイドの外用・注射、内服治療などの保存的治療を行なったり、手術を行ったりします。

ケロイドは切除をしても再発の可能性が高く、放射線治療が併用されることもあります。