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母斑(あざ)・血管腫・血管奇形

色素性母斑 / 異所性蒙古斑 / 太田母斑 / 扁平母斑 / 脂腺母斑 / 乳児血管腫(いちご状血管腫) / 毛細血管奇形(単純性血管腫) / 静脈奇形(海綿状血管腫) / 動静脈奇形 / リンパ管奇形(リンパ管腫)

母斑(あざ)

母斑とは生まれつきのあざで、種類により青あざ、黒あざ、茶あざなど様々な色調を呈します。 治療はレーザー治療を行うことが多いですが、場合によっては治療せずに経過を見たり、手術で切除したりもします。

母斑の種類や部位などにより、レーザー治療が効きやすかったり、効きづらかったりがあります。

また、レーザー治療は1回のみではなく、複数回行うことがほとんどです。


血管腫・血管奇形

血管腫や血管奇形などの血管の病気は、非常に多くの病態があり、古くからいろいろな名前で呼ばれてきましたが、最近では血管腫と血管奇形に大きく分類しています。


血管腫の代表的なものには乳児血管腫がありますが、いちごのように赤く盛り上がった形状となることが多く、いちご状血管腫とも呼ばれています。


とても頻度の高い血管腫で、治療はレーザー治療のほか、必要に応じて内服治療なども行われています。毛細血管奇形はいわゆる赤あざと言われるもので、レーザー治療が基本となります。

静脈奇形、動静脈奇形、リンパ管奇形などに対しては硬化療法、血管内治療、手術などが行われます。


レーザー治療について

当院では、ALEX Ⅱ(Qスイッチ付きアレキサンドライトレーザー)とVbeam Ⅱ(色素レーザー)の2台のレーザー機器を導入し、様々なあざや血管性病変などの治療に対応しております。

・保険適応

 ALEX Ⅱ:太田母斑、異所性蒙古斑、外傷性色素沈着

 Vbeam Ⅱ:乳児血管腫(いちご状血管腫)、毛細血管奇形(単純性血管腫)、毛細血管拡張症

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